
世界の農薬使用量は年間250万t。環境や体への影響は一体どうなっているのだろう?子供に安心で美しい世界を残したいという願いは全世界共通。最近では日本でも農業が注目され、食育への取り組みも活発になってきている。美味しいものが大好きなフランス人も“食”の問題を抱えている。フランスの南部、美しい自然が多く残るバルジャック村では、小学校の給食を全てオーガニックにするという前例のない試みに挑戦。子どもたちは学校の菜園で野菜を作り、季節の中で土や人とふれあい、“自然と自分とのつながり”を学んでいく。食のこと、からだのこと、地球のこと、そして、笑顔で食卓を囲むという幸せ。バルジャック村の食卓から、未来の食卓のあり方を知るドキュメンタリー。
映画の冒頭、ユネスコ会議での「あなたの周りに、がんや糖尿病にかかった人はいますか?」という健康科学研究者の問いかけに、出席者のほとんどが挙手しました。ヨーロッパでは、癌や糖尿病などの生活習慣病の70%は食習慣を含む、環境に原因があると言われています。あなたはこの数字をどのようにとらえますか?地球の温暖化、環境破壊にも農業のあり方と食
生活が密接に関係しています。この映画は、有機栽培農家と一般農家との対話や、家族を癌で失った主婦の体験を通して、私たちでもできる新しい生活を見せてくれます。
2009年8/8、
シネスイッチ銀座、アップリンク渋谷ほか全国順次公開
「未来の食卓」HP
yasu
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